8日、(株)ハンズマン(本社:宮崎県都城市、大薗誠司代表)は25年6月期の非連結決算を発表した。それによると、売上高は348億9,600万円(前期比2.3%増)、営業利益は12億3,600万円(同42.2%増)、経常利益は15億2,600万円(同39.7%増)、当期純利益は10億2,700万円(同30.2%増)で、増収増益となった。
決算要因としては、原材料高や円安、物流コスト上昇を背景に、取引先による廃番や値上げが相次ぎ、一部で欠品による機会損失も発生したが、代替商品の確保や新規開発により販売継続と価格維持に努めたことが功を奏した。また、DIYアドバイザー資格取得者の増員により接客力を強化したことなどにより、既存店の来店客数は前期比98.1%、客単価は同101.7%で、既存店売上高は同99.7%の334億7,600万円。部門別ではDIY用品が192億8,100万円(同1.6%増)、家庭用品が109億1,700万円(同3.9%増)、カー・レジャー用品が46億9,700万円(同1.1%増)。利益面では売上総利益が前期比1.6%増の110億1,400万円、販管費及び一般管理費は同1.9%減の97億7,700万円で、これが営業利益率の改善に寄与した。
来期(26年6月期)の業績予想については、売上高は355億円(前期比1.7%増)、営業利益は13億4,000万円(同8.5%増)、経常利益は16億1,000万円(同5.5%増)、当期純利益は10億9,000万円(同6.1%増)で、増収増益を予想している。
【寺村朋輝】
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