2024年04月25日( 木 )

「ミュゼプラチナム」、RVHがスポンサー支援に最終合意

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 (株)ジンコーポレーション(本社:東京都港区、高橋仁代表)及び(株)RVH(東証二部上場、本社:東京都港区、沼田英也代表)は、スポンサー支援に関して最終合意に達したことを発表した。
ジンコーポレーションは、15年12月10日、エステサロン「ミュゼプラチナム」事業を新会社(株)ミュゼプラチナムに譲渡。効力発生日を2016年1月4日とする株式交換によって、ミュゼプラチナムはRVHの完全子会社となる。
 RVHは、1996年7月設立の3次元グラフィックス向けIC(集積回路)の開発・販売業者。当初はリアルビジョンとして活動していた。2000年12月に東京証券取引所マザーズ市場に上場後は積極的にM&Aを実施。ソフトウェア開発・販売業者から、人材派遣、リサイクル業者まで、さまざまな企業を子会社化。14年8月には東証マザーズ市場から、東証第二部へと上場市場を変更。15年4月、現在の持株会社体制に移行した。

 2015年3月の連結決算では、売上高52億2,800万円、経常利益5億4,500万円を計上。前期比増収増益を果たした。要因として、同社は士業向け広告代理事業(出張無料法律相談・士業向け人材派遣等)、海外のサービス・ビジネスモデルの日本導入に際してのコンサルティング事業(市場調査・インターネット通販等)の業績が好調に推移したことを挙げている。今後は、ミュゼのネームバリューを活かしたエステサロン事業も加わることになる。

 2015年11月6日付で、ミュゼを運営するジンコーポレーションはRVHとスポンサー支援に関する基本合意を締結、その動向が注目されていた。今後は、ミュゼがRVHグループ傘下でどう巻き返しを図っていくのかが焦点となる。

【代 源太朗】

 

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