梅の花グループ、26年4月期中間決算は増収赤字も、通期予想は増収増益
2025年12月16日 14:30
15日、(株)梅の花グループ(本社:福岡県久留米市、鬼塚崇裕代表)は26年4月期の中間連結決算を発表した。それによると、売上高は140億5,600万円(前年同期比1.4%増)、営業利益は1億2,600万円の赤字(前年同期は1億3,300万円の赤字)、経常利益は2億5,200万円の赤字(前年同期は2億2,300万円の赤字)、四半期純利益は2億200万円の赤字(前年同期は1億6,600万円の赤字)で、増収なるも赤字継続となった。
決算要因としては、社会経済活動の正常化やインバウンド需要の回復により来店機会が増加したものの、物価高や人手不足にともなうコスト増が収益を圧迫した。セグメント別に見ると、外食事業は価格改定やデジタル販促の効果で売上高80億100万円(前年同期比0.8%増)、セグメント利益2億9,800万円(同59.5%増)と伸長した。一方、テイクアウト事業は主力商品が堅調で売上高50億4,200万円(同2.1%増)を確保したが、原材料高騰の影響でセグメント利益は2億3,600万円(同19.8%減)にとどまった。外販事業は日配品や通販が好調で売上高9億8,700万円(同3.0%増)となったが、体制強化にともなう人件費増や価格改定効果の遅れにより、セグメント損失1億6,700万円(前年同期は1億4,000万円の損失)となった。
通期(26年4月期)の業績予想については、売上高は297億1,300万円(前期比0.9%増)、営業利益は7億7,800万円(同41.4%増)、経常利益は5億3,800万円(同38.4%増)、当期純利益は4億8,500万円で、増収増益を予想している。
【寺村朋輝】
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