【読者投稿】久留米市の再開発はなぜ響かないのか──対処療法に終始する都市政策

 NetIB-NEWSでは、読者のご意見を積極的に紹介し、議論の場を提供していきたい。
 今回は、「中心部再整備&マンション開発活発化 筑後エリアの中核市・久留米」についての読者のご意見を紹介する。

 いつも、有意義な記事を発信下さってありがとうございます。大変勉強になります。

 ところで、久留米市に関して、住民としての意見です。 西鉄久留米駅周辺の再開発についての現在の政策は、枝葉末節の施策が多いように感じます。周辺道路、とくに国道3号線の渋滞がひどい。隣接駐車場も値段が高い。地方の移動手段は大抵車です。駅周辺での買い物は心理的なハードルが高いです。国道3号線の複線化、中心部を通過するだけのトラックなどを減らす為の市周辺の環状線の整備など、何にもまして喫緊の課題だと思うのですが・・・。

 また、日本のチェーンストア群を指導し、つくり上げた故渥美俊一先生は、アメリカで商店街の再生ができた例は、すべて隣接無料大駐車場を設けた場合のみ、それ以外は全部失敗した、と言われました。久留米市が、戦いで最もやってはいけない、兵力の逐次投入のような税金の使い方をしているのを、住民として苦々しい思いで見ています。

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