現場の花形とびを基盤に総合建設へ 技術と多様な人財力で未来を築く|スギヤマ

<COMPANY INFORMATION>
(株)スギヤマ

代 表:杉山英治
所在地:福岡市東区多の津4-5-13
設 立:1962年4月
資本金:2,000万円
TEL:092-611-0200
URL:http://www.sugiyama-g.co.jp


【目次】

  • とびを原点に広がる事業領域
     1937年創業の基盤を軸に事業領域を拡大し、総合建設業として成長。特殊工事や大型案件にも対応する体制を整える。
  • 人財を軸に未来を拓く
     多様な人材採用とICT活用により働きやすさと生産性を両立。若手・女性・外国人材が活躍できる組織づくりを進める。
  • 求人情報

とびを原点に
広がる事業領域

杉山秀彦会長
杉山秀彦会長

    (株)スギヤマは1937年に初代・杉山大治氏が創業した杉山組を起源とし、2代目の杉山秀彦会長を経て、2010年に現社長・杉山英治氏が3代目として就任した。とび・土工工事を基盤としながら、土木・建築工事へと事業を広げ、総合建設業として歩んできた。とびは工事現場の安全を支える職種であり、効率的な作業を可能にする足場を組むことから「現場の花形」とも呼ばれる。

 同社は主要取引先である清水建設(株)や戸田建設(株)などのゼネコンの下請を担当する「工事部」と、元請の「事業部」と2部署を設け、下請と元請双方の視点を生かす体制を整えている点が強みである。PC(プレキャスト)取付工事やタワークレーン組立といった特殊工事も手がけ、九州外でも実績を重ねてきた。現在は常時30〜40現場を抱え、物流倉庫や半導体工場などの大型案件にも取り組み、幅広いニーズに応える体制を確立している。取締役会長・杉山秀彦氏は「とびを原点に、元請や特殊工事まで領域を広げてきた。これからも総合力を磨き、次代の建設ニーズに応える企業であり続けたい」と話す。

人財を軸に 未来を拓く

(株)スギヤマ    同社が最も重視するのは「人財」である。約40年前から月給制を導入し、職人が安定した生活を送れる環境を整えてきた。人材面では、経験豊富な転職者や定年退職者の再雇用に加え、女性社員や外国人技能実習生の採用を進めている。24年には女性社員が施工管理職を目指して入社し、現場での役割を広げている。外国人材についても、現在5名が就労しており、国際的な人材活用を進めている。

 採用活動では九州一円の高校に求人を出し、出身校訪問や自社事務所内に展示ルームを設置し「仕事の見える化」で若手の関心を高めている。展示された模型や写真は社員自身の誇りにもつながり、モチベーション向上の仕組みとしても機能している。

 また、ICTを活用した施工管理や重機操作の効率化を推進し、生産性向上と働きやすい環境整備を同時に進めている。杉山会長は「社員1人ひとりが輝ける会社にすることが目標だ。多様な人材が力を発揮し、技術と人の力で未来を切り拓いていきたい」と語る。

 今後は女性や若手、外国人を含む多様な人材が活躍できる組織づくりをさらに進め、地域社会の発展に寄与する企業を目指す。


<求人情報>
(株)スギヤマ

(株)スギヤマ 求人情報業 種 :建設業
職 種 :鳶職工事主任(見習)、
     施工管理者(建築・土木)
勤務地 :福岡県を拠点に、
     佐賀県・熊本県など
     近隣地域の現場での勤務あり
採用担当:森下文浩
TEL :092-611-0200
採用ページ:http://www.sugiyama-g.co.jp/publics/index/6/

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