ハローデイ新体制スタート 低価格志向の逆風、どう乗り切る

NET-IB流通メールマガジンは、会員の皆様へ土日祝日を除き毎日配信しています。会員で配信希望の方、また非会員で試読希望の方はこちらのページからお申し込みください。

 ハローデイは故・加治敬通社長の後任に1月16日付で長男の加治豊祥氏が就任し新体制をスタートさせた。業績はコロナ禍後、伸び悩んでおり成長軌道に乗せることが新社長に課せられる。

 豊祥氏は2024年10月にハローデイに入社したばかり。実父の死で急きょ登板することになった。27歳と若いトップを営業面で支えるのは長嶺公ハローデイ執行役員社長で、途中入社ながら営業面で長く故・加治氏を補佐してきた。なお、執行役員社長は同社独自の役職で、取締役ではない。

 業績は伸び悩んでいる。25年3月期は食品スーパー大手が値上げで増収だったのに対し、売上高は0.8%減の824億円とわずかながら減収だった。利益は非公表だが、減益だった様子。出店は博多駅前に小型店を出しただけで、今期はゼロの見通しだ。

 「生鮮」「高質」「こだわり商品」といった同社の強みが低価格志向の逆風にさらされている。同社もここにきて低価格分野の品ぞろえを増強するなど、一定の軌道修正を図っている。

 先代社長の遺産を生かしながら、どう環境変化に適応させていくか、新体制に課せられた命題だ。

関連キーワード

関連記事