政府、インテリジェンス強化の有識者会議に保守系団体出身者を委員に任命

 政府は25日、インテリジェンス(情報収集・防諜)機能のあり方を検討する「インテリジェンス機能の強化に関する有識者会議」を設置し、初会合を本日(28日)夕方より開催する。有識者会議は、経済安全保障や法務行政、メディアなどの専門家17人で構成し、政府から高市早苗首相、木原稔官房長官らが出席する。

 会議では、スパイ防止法など外国勢力からの情報工作、介入などを防止するための法整備など必要な施策の検討を行う。

 委員には、中曽根康弘世界平和研究所の大沢淳上席研究員、山口寿一読売新聞グループ本社代表取締役社長、佐久間佳枝元最高検察庁監察指導部長などとともに、福岡県出身で保守系団体・日本会議の職員などを務めた江崎道朗麗澤大学特任教授も選ばれている。

江崎道朗麗澤大学特任教授
江崎道朗麗澤大学特任教授

    江崎氏は『緒方竹虎と日本のインテリジェンス』(PHP新書)など日本のインテリジェンス史や対外情報活動に関する著作や論考を多数執筆している。2023年にフジサンケイグループの主催する正論大賞を受賞している。

 有識者会議は、インテリジェンス機能の強化を訴えてきた高市首相や木原官房長官肝いりの会議であり、保守的な思想を持つ江崎氏が委員の1人に選ばれたのは、高市首相の期待の高さを表す委員人事であることは間違いない。

【近藤将勝】

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