2024年10月24日( 木 )

和田大樹

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ウクライナ戦争1年、戦争は始めるより終わらせる方が難しい
ウクライナ戦争1年、戦争は始めるより終わらせる方が難しい
 今月24日で、ロシアがウクライナに侵攻してから丸1年となる。ちょうど1年前、ウクライナをめぐる緊張が高まるなかでも、専門家の間では、プーチンは侵攻を控えるだろうとの見方が多かったことを記憶している。
ウクライナ 国際 ロシア ウクライナ侵攻
今年のウクライナ情勢の行方 政治と経済の両面から考える
今年のウクライナ情勢の行方 政治と経済の両面から考える
  ちょうど1年前、ウクライナ情勢に関して、徐々に欧米諸国間でロシアに対する懸念が強まっていったが、日本国内では多くの著名な専門家たちが侵攻はないと主張してきた。
国際 ロシア ウクライナ侵攻
日本を取り巻く経済安全保障の行方2023~ビザ発給停止から考える
日本を取り巻く経済安全保障の行方2023~ビザ発給停止から考える
 重要なのは、この問題を単に「新型コロナウイルス感染症のための水際対策強化→ビザ発給停止」という事実だけで終わらせず、日中を取り巻く国際政治の視点から捉えることだ。
国際
激動の世界情勢 日本企業はどう動いたか(後) 台湾・中国
激動の世界情勢 日本企業はどう動いたか(後) 台湾・中国
 今年を振り返れば、ロシアによるウクライナ侵攻と同じように大きなニュースになったのが有事をめぐる台湾情勢だ。
国際 ウクライナ ロシア ウクライナ侵攻
激動の世界情勢 日本企業はどう動いたか(前) ロシア・ウクライナ
激動の世界情勢 日本企業はどう動いたか(前) ロシア・ウクライナ
 今年初め、ロシアがウクライナに軍事侵攻するなど誰が予期していただろうか。少なくとも、筆者周辺の軍事・安全保障、東欧ロシア専門家たちは予期してなかったという。
国際 ウクライナ ロシア ウクライナ侵攻
習政権3期目の米中関係の行方
習政権3期目の米中関係の行方
 10月の中国共産党大会の冒頭、習氏は1時間45分あまりにわたってこの5年間の政権運営の報告を行ったが、今後の米中関係という枠で捉えると2つの点が注目される。
国際 習近平体制 米中関係 中国
3期目の習政権 日中関係はどうなるか
3期目の習政権 日中関係はどうなるか
 3期目の習体制がスタートした。2018年3月、習氏は国家主席の任期を2期10年までとする憲法の条文を削除したが、すでにこの時点で3期目は確実視されており、3期目の発足自体は驚くべきことではない。
国際 習近平体制 中国
米中露対立を冷戦になぞらえる第三諸国
米中露対立を冷戦になぞらえる第三諸国
 今年も9月、国連総会では加盟国の指導者たちがそれぞれ自らの主張を行う一般討論演説が行われた。筆者もできる限り多くの国の主張を聴いてきたのだが、そこには大きく3つ主張があったように思う。
国際
ロシアと距離を置き始める中国・インド
ロシアと距離を置き始める中国・インド
 ウクライナでの戦闘でロシア軍の劣勢が顕著になるなか、プーチン大統領が部分的動員を発表したことで、内外で混乱が広がっている。
国際
台湾有事が内外で日本企業に及ぼす影響
台湾有事が内外で日本企業に及ぼす影響
 8月はじめ、米国ナンバー3ともいわれるペロシ米下院議長が台湾を訪問したことで、台湾有事への懸念が一段と強まっている。同氏の訪問前、中国外務省は「訪問すれば対抗措置を取る」と警告し、習国家主席は電話会談でバイデン大統領に対し、「火遊びすれば必ずやけどする」と釘を刺した。
国際
ウクライナ侵攻から半年 経済制裁に内在する2つの作用
ウクライナ侵攻から半年 経済制裁に内在する2つの作用
 ロシアがウクライナへ侵攻してから、先月24日で半年を迎えた。それにより、ロシアと欧米の経済的亀裂は決定的なものとなった。
国際
安倍外交と日本~国際政治学者の視点
安倍外交と日本~国際政治学者の視点
 安倍氏とは、外交・安全保障的にどのような人物だったのか。筆者なりの一言でいえば、流動的に動く世界情勢、日本にとって厳しくなる安全保障環境のなか、日本の国益を第一に考え、戦略的に巧みに活躍した指導者だったと表現できよう。
国際
「アルカイダ」ザワヒリの殺害 国際テロ情勢の行方
「アルカイダ」ザワヒリの殺害 国際テロ情勢の行方
 バイデン米大統領は1日、2001年9月の米同時多発テロ事件を首謀した国際テロ組織アルカイダの現指導者アイマン・ザワヒリ容疑者を、7月31日にアフガニスタンの首都カブール周辺でドローンによって殺害したと発表した。
国際
中国による経済の武器化顕著に 日本への影響は?
中国による経済の武器化顕著に 日本への影響は?
 多くのメディアでも指摘されるように、日本企業を取り巻く国際情勢は不確実性、不透明性に溢れている。誰も正確な答えを企業に提供できる情勢ではない。そして、このような国際情勢において、日本企業が最も懸念しているのは中国問題だろう。
国際
日本のNATO首脳会合への参加 今後は欧米日VS中露となるか
日本のNATO首脳会合への参加 今後は欧米日VS中露となるか
 6月末は、国際政治にとって大きなターニングポイントとなった。6月26日から3日間、ドイツ南部エルマウでG7サミットが開催され、G7諸国がロシアや中国へ対抗していく姿勢が改めて鮮明に示された。
国際
失敗に終わりつつあるロシアのウクライナ侵攻
失敗に終わりつつあるロシアのウクライナ侵攻
 ロシアのウクライナ侵攻からもうすぐ4カ月。当初はロシア軍の圧倒的な戦力の前に首都・キーウは数日以内に陥落するといった「ロシア優勢」の見方が強かった。
国際
今後の日韓、日中関係~昨今の国際政治から読み解く
今後の日韓、日中関係~昨今の国際政治から読み解く
 今後、北東アジア情勢はどのように変化していくのか。また、日本経済にどのような影響を及ぼすのだろうか。
国際
日本が直面する3正面脅威 大きく変わる安保上の変数
日本が直面する3正面脅威 大きく変わる安保上の変数
 最近、いくつかのメディアで「3正面脅威」という言葉が用いられている。これは従来からある海洋覇権に徹する中国と核・ミサイルの開発・実験などを繰り返す北朝鮮に、ウクライナに侵攻したロシアを加えた3カ国を指すことは想像に難くない。
国際