コダマの核心

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「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(12)~「時代規定」を確認しよう(中)
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(12)~「時代規定」を確認しよう(中)
第一次世界大戦での壮絶な「殺し合い」によって、ヨーロッパで封建的国家体制を敷く帝国の大半が地球上から消滅した。これがアメリカの「世界支配」の始まりとなり、対抗馬として社会主義国家・ソビエトが勢力伸長の野望を抱き台頭し出した...
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(11)~「時代規定」を確認しよう(前)
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(11)~「時代規定」を確認しよう(前)
「現代」のスタートは1929年の「世界大恐慌」からと言われている。第一次世界大戦が終了して「戦争特需」で好景気に湧いた。その「戦争特需」が終わったところでニューヨーク株暴落から第二次世界大戦へ“まっしぐら”となるのである。ここでまた世界の体制が変わっていく。これについてはあとで触れる。1929年から「現代」と呼ばれているが、今年でもう91年経過している。若い世代から言わせれば「遠い過去」である。これからは1929年以降を「前現代」と置き換えられるかもしれない。
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(10)~キューサイ創業者の「600億円」はどこに消えた
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(10)~キューサイ創業者の「600億円」はどこに消えた
「コロナ襲来」は2代目、3代目社長が経営する企業を「洗い流して」しまうだろう。見方によっては「金持ちが没落して貧乏人がはい上がる」絶好の機会ともいえる。2代目、3代目の経営者はリスクヘッジ能力に欠ける。だから見通しが甘いのだ。コロナの恐ろしさをなめている「御曹司経営者」たちはコロナによる“罰”を受けるだろう。
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(9)~軍・官僚の無責任ぶり変わらず、「残滓国民」の無関心・傍観主義(後) 
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(9)~軍・官僚の無責任ぶり変わらず、「残滓国民」の無関心・傍観主義(後) 
前回、「国民、市民の意識がチェンジした。自己主張を始めた」と指摘した。これについて安倍政権は必ず「脅威の念」を抱き始めるだろう。「うかつなことはできない」という緊張感を持たせれば、彼らも真剣に国家経営に専念するようになり、成長させる要因ともなる。
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(8)~軍・官僚の無責任ぶり変わらず、「残滓国民」の無関心・傍観主義(中)
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(8)~軍・官僚の無責任ぶり変わらず、「残滓国民」の無関心・傍観主義(中)
国民はあらためて国家・官僚についてよく知る必要がある。この者たちは「儲けて金を増やす能力がゼロ」であるということを強く認識しなければならない。この「冷酷な事実」を叩き込めば、今後、コロナ襲来によって突きつけられる事象に冷静に対応できる。彼らの卓越した能力は手元にある金(税金)をいかに都合よく使うかということと、いかにして「税」というかたちで金を巧妙に国民から収奪するかである。この分野において、彼らは天才的な「閃きと実行力」を持っている。
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(7)~軍・官僚の無責任ぶり変わらず、「残滓国民」の無関心・傍観主義(前)
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(7)~軍・官僚の無責任ぶり変わらず、「残滓国民」の無関心・傍観主義(前)
「コロナ襲来」があっても決して“飲み込まれない”強い習性が残っている。それは昔の軍人、現在では高…
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(6)~中洲の復興はあり得るか(後)
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(6)~中洲の復興はあり得るか(後)
少なくともこの3年という時間軸においては、これまでのような「中洲の魅力」復活はあり得ない。理由(1)コロナ蔓延によって「中洲離れ」が強く定着した。ゼネコンの営業売上トップの佐賀は、しみじみ語る。「いやぁ、夜の中洲に行くという生活パターンから解放されて“サバサバ”した。家で時間を費やすことの大切さを味わうと中洲通いが億劫になった。今後、自粛が解けたとしても、もう中洲には行かない。出かけるとしても『居酒屋どまり』だろう」。
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(5)~中洲の復興はあり得るか(前)
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(5)~中洲の復興はあり得るか(前)
「コロナ恐慌」が始まりだした3月から中洲で重点的に取材を行ってきた。取材の過程において、コロナの蔓延が収まった時、「中洲は復活するのか?」という議論が沸騰した...
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(4)~「百貨店崩壊」危機
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(4)~「百貨店崩壊」危機
「コロナ恐慌革命」の波に飲み込まれ、さまざまな業種が淘汰され、消滅していくだろう。その代表格が百貨店である。たとえば、三越の歴史を遡ると呉服屋として江戸時代中期にスタートしている。この百貨店業態が全国の地方都市にまで浸透したのは昭和10年のことである。
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(3)~グロ―バリズムの幻想(後)
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(3)~グロ―バリズムの幻想(後)
前回「グローバル化の幻想を捨てよ!貴方を守ってくれるのは自国しかない」と指摘した。しかし、本気で「国が使命感をもって我々を守ってくれる」と思うと「大やけど」することになる。政府のコロナ対策は「行き当たりばったり」の繰り返しである。我々はこの現実に直面し、いらだちを感じる。コロナによって元の光景には戻れないかもしれないが、この国には、しぶとく生きながらえるという「悪しき体質」もある。それに関しては、後々このシリーズで触れることにする。
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(2)~グロ―バリズムの幻想(前)
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(2)~グロ―バリズムの幻想(前)
「観光立国という国策に踊らされていた」と深く反省するのは、ホテル業を営む是永社長。同社は現在10のホテルを有しているが、そのホテルも稼働率が10%を割っている...
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(1)~70代経営者は引退
「コロナ恐慌革命」以降どうなるのか(1)~70代経営者は引退
現在、水面下で「コロナ収束以降の社会はどうなるのか?」という議論が紛糾している。おそらく「コロナ蔓延から収束に向かう時期」を後世(近い時期)では、「現代の始まり」と呼ぶようになるだろう(この見解については後日、触れる)。このシリーズでは今後、社会、政治、経済体制などが、どうなっていくのかレポートしていきたい。
首長の最大の役割は、人口増と増収の再確認(後)
首長の最大の役割は、人口増と増収の再確認(後)
民間企業では、実行期間を設定して実現化することは自明のことである。大久保市長は市長就任3年間での市政実行プロジェクトを打ち上げた...
首長の最大の役割は、人口増と増収の再確認(前)
首長の最大の役割は、人口増と増収の再確認(前)
今回の大久保勉久留米市長への取材目的は「筑後川決壊への対策」に関することであった。本題を終え、取材内容が久留米市市政総論に転じた。その取材を通じて大久保市長から首長のなすべきミッションは...
シリーズ・コロナ革命(15)~誰も統治できなかった1日、2020.3.9
シリーズ・コロナ革命(15)~誰も統治できなかった1日、2020.3.9
2020.3.9。机に座って仕事をしている勤労者たちは世界の激変に気づかずに平穏に時を過ごしている。だが、たとえばレストランの給仕たちは肌感覚で客のいない状況に接しながら「これはおかしい、異常なことが起きているぞ」と危機感を抱く。
東京オリンピック・パラリンピック コロナ革命
シリーズ・コロナ革命(13)~微妙なバランスのもとで「繁栄」が成り立っていたと知る
シリーズ・コロナ革命(13)~微妙なバランスのもとで「繁栄」が成り立っていたと知る
200人以上収容できる、ある大型飲食店での話である。「どのくらい売上が減ったの?」と従業員さんに聞いたところ「20%です」との回答だったので、不思議に思いつつも、「20%減で良かったね」と答えたら「いや80%減です」と相手の言い方が変わった。
コロナ革命
シリーズ・コロナ革命(12)~平和ボケした高級官僚たちが日本を潰す
シリーズ・コロナ革命(12)~平和ボケした高級官僚たちが日本を潰す
2月29日付の朝日新聞朝刊で「首相独断、休校見切り発車」と報道されていた。そこから判明するのは安倍晋三首相のリーダーシップの危うさである。
コロナ革命
シリーズ・コロナ革命(6)~毎年コロナウイルスのような厄災が発生する覚悟
シリーズ・コロナ革命(6)~毎年コロナウイルスのような厄災が発生する覚悟
日本だけではなく、大規模な自然災害に全世界が見舞われることが確定した。人類の豊かな生活のつけ=CO₂の垂れ流しにより地球温暖化を招いた。結果、世界中で前代未聞の大型ハリケーン(台風)が発生することとなり、相当の覚悟が必要となった。
コロナ革命
シリーズ・コロナ革命(5)~経営者も根底から再点検・経営戦略革命
シリーズ・コロナ革命(5)~経営者も根底から再点検・経営戦略革命
2月26日、東京でデータ・マックスMAX倶楽部を開催する予定となっていたので、前日午前中、上京の準備をしていた。すると、まずライオンズクラブ事務局から3月1日開催の「かち歩き大会」を中止するという連絡があった。
東京オリンピック・パラリンピック コロナ革命
【ベトナム視察記(1)】ベトナムの「光と影」(後)
【ベトナム視察記(1)】ベトナムの「光と影」(後)
ハイさんが下記のように指摘する。「現在、会社に勤めれば日本円にして30,000円が平均収入である。市民はこれでは生活ができないので、いろいろと自営の仕事をこなしている。そのなかで一番の金持ちは役人」とツバを吐き捨てるように苦々しく語る。「役人たちは賄賂で収入を増やしている」そうだ。