2024年03月29日( 金 )

中国経済新聞から学ぶ~イオンストアーズ香港、純利益6割減

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aeon イオングループで中国事業を担当するAEON Stores (Hong Kong) Co., Limited(以下、イオンストアーズ香港)の2015年12月期決算は、売上高が89億7,500万香港ドル(1香港ドル=約13.8円/6日)で、純利益は前期2億5,800万香港ドルから約64%減少して、9,300万香港ドルにとどまった。イオンストアーズ香港は、売上高増加は既存店の安定成長や品ぞろえの改善に要因があり、純利益の大幅減少は経営コストの増加や新規出店の開設に先立つ支出によるものとしている。

 イオンはこれまでのようなスーパーマーケット事業だけでなく、商業不動産への投資という新分野を開拓してきた。イオン中国事業の羽生有希最高経営責任者は、「グループでは2020年をメドに中国でショッピングセンター50カ所をオープンする計画だが、ショッピングセンターにはテナントの誘致が難しい、リスクが大きい、競争が激しいといった圧力が横たわる。イオンが商業不動産業界の再編期に劣勢を転換させられるかどうかは、依然として未知数だ」と述べている。

※4月25日付中国経済新聞より

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