2024年12月11日( 水 )

六月博多座大歌舞伎、五代目中村雀右衛門があいさつ

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挨拶を行う五代目中村雀右衛門<

挨拶を行う五代目中村雀右衛門

 5月29日、六月博多座大歌舞伎の出演者らが博多リバレイン(福岡市博多区)で式典を行い、五代目中村雀右衛門をはじめ出演者があいさつし、公演にかける意気込みを語った。当日予定されていた博多の初夏の風物詩「船乗り込み」は雨で中止となったが、式典会場には約2,500名(主催者発表)のファンが集まり、ステージ上の出演者に掛け声や声援を送った。

 6月2日から26日まで行われる今回の公演は、「中村芝雀改め五代目中村雀右衛門襲名披露」。4年ぶりの女方大名跡の復活となる襲名公演にふさわしく、坂田藤十郎、尾上菊五郎、片岡仁左衛門といった豪華俳優が華を添える。昼の部は、襲名公演を祝う舞踊「君が代 松竹梅」に始まり、歌舞伎十八番の1つ「毛抜」、雀右衛門襲名披露公演「熊谷陣屋」、狂言「花子」を舞踊劇に仕立てた「身替座禅」。夜の部は、世話物の名作「引窓」、襲名公演に欠かせない「口上」、「本朝廿四孝」の1幕「十種香」、江戸の吉原を舞台にした舞踊「女伊達」が行われる。公演内容、チケットの予約などに関するお問い合せは、博多座ホームページ(関連リンク)まで。

【山下 康太】

▼関連リンク
・博多座ホームページ

 

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