1993年に創設された「道の駅」。現在では全国1,107箇所に存在し、地方創世の一助としての役割を担う駅も少なくない。
国土交通省(以下、国交省)では現在、「道の駅」の質向上に向けた取り組みとして、「特定テーマ型モデル道の駅」を募集している。今回「住民サービス」をテーマとして全国から募集した結果、6箇所が認定を受けた。そして、九州からは唯一宮崎県日南市の道の駅「酒谷(さかたに)」が選出された。
酒谷の特徴は、道の駅の収益を自治組織「酒谷地区むらおこし推進協議会」に還元し、地域活動などに活用していること。住民サービスとして弁当宅配や、農作物の集荷代行などを行うほか、小中学生を対象として郷土料理・特産品加工の体験学習も実施している。このように、道の駅を住民主体で自治・交流活動の拠点として育てあげていることが、今回の評価に繋がった。(詳細はコチラ)
【代 源太朗】
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