産廃処理などを手がける麻生グループの麻生鉱山(株)(本社:福岡県飯塚市、谷村典孝代表)が、受託した医療系産業廃棄物の処理を無断で別の処理業者へ再委託していたことが明らかとなった。産廃物の管理表を自社で処理したように偽装していた。
これを受け、北九州市は9日、同社の行為が廃棄物処理法違反に当たるとして、同社に業務停止処分を下す方針を固めた。また、福岡県警も同法違反容疑で捜査している。
麻生鉱山が所有する産廃処理場「エコノベイト響」の産業廃棄物の受入量・処分量は2015年4月~16年3月までの実績で約5,500トン(感染性・非感染性合算)。業務停止期間はまだ確定していないが、長引けば産廃処理に相応の影響が出ることは避けられず、北九州市は「その点も考慮したうえで停止期間については決定していかなければならない」としている。
【代 源太朗】
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