福岡脳神経外科病院・内覧会・記念レセプション開催

一般

2017年4月3日 18:10

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福岡市長　高島宗一郎氏

　4月11日、福岡市南区曰佐に九州初となる24時間365日体制の『福岡脳神経外科病院』が開院する。最新の設備を備えた脳血管の専門病院で、大学病院レベルの救急医療を提供する。診療科目は、脳神経外科、脳卒中内科、神経内科、（急性期）リハビリテーション科となり、病床数は60床。夜間でも脳外科医または神経内科専門医の２名が緊急の患者に対処する。

　開院に先立ち、来賓者や関係者を招いた「内覧会及び記念レセプション」が4月2日に開催された。記念式典では、来賓の高島宗一郎福岡市長、武末茂喜那珂川町長、（医）江頭会さくら病院・江頭啓介理事長が祝辞を述べ、同院からの挨拶として風川清院長、高橋伸明理事長、呉義憲（ごうよしのり）会長（（医）光竹会理事長）が開院に向けての意気込みを語った。参集した約240名の関係者は、最新設備が整う手術室や病室の見学を行い、レセプションで親交を深めた。

那珂川町長　武末茂喜氏

　「夜間の当直は２人体制ですが、手術が入った場合、他に２人が対応できる準備をしています。多くの専門医を確保することは難しいのですが、福岡大学筑紫病院や私ども光竹会グループのバックアップで脳神経外科、神経内科の専門医14名を揃えました。一番の魅力は、開頭手術をしながら血管撮影ができるハイブリッドと呼ばれる手術室を２つ用意していることです」と呉会長は語る。同院は、呉会長が自身の理想とする医療のあり方を考え、13年前から構想していたもの。「世の中に本当に必要な医療は何か」「最良の医療を提供できる病院とは何か」、そんな理想を追求する専門医たちの想いから生まれた病院となる。