将来の夢はかるたクィーン

全国大会で優勝した濱川葵葉さん
16世紀末ごろ、ポルトガルから伝来したかるたを三池で作り始めたことから、「かるた発祥の地」とされる福岡県筑後地方。同地方の柳川市に将来を期待された少女がいる。今年3月26日に滋賀県で開催された「第47回全国競技かるた小・中学生選手権大会」の小学3年生の部で優勝した市立柳河小学校の4年生・濱川葵葉(はまかわ・あおば)さんだ。
葵葉さんが、かるたを始めたのは10カ月前。地元のかるた愛好団体「三池よきもの会」のチラシに興味を持ったのがきっかけという。短期間でメキメキと腕を上達させ、福岡県内の大会で優勝を重ねて全国大会に出場。57名のトーナメント選を勝ち抜き、見事、優勝の栄冠に輝いた。「将来は、かるたクィーンになりたい」と夢を語る葵葉さん。彼女の活躍に「かるた発祥の地」活性化への期待が寄せられている。
【山下 康太】
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