福岡市は、保育所等の追加整備(保育の受け皿確保)のため補正予算として5億9,946万円を6月13日開催の議会に提案する。急増する保育ニーズに応えるための、保育所の追加整備などを実施する
ため。
また、保育所等の整備にともなう保育士の確保にも注力。そのための方策として、保育士の家賃の一部を、1人当たり1万円/月を上限に助成する。補正予算額は9,177万円。
市によれば、市内の指定保育士養成施設等を卒業し保育所に就職した保育士のうち、市内保育所へ就職する保育士の割合は低下傾向にあるという。市の調査によると、2015年度卒業生(市内大学・短大への聞き取り調査結果によるもの)の内、市内保育所へ就職した卒業生は42.9%。半数以上が市外へ流出している状況だ。
市はその要因として、保育所不足、福岡市の1カ月あたりの家賃額が隣県平均に比べ高く、経済的
負担が重いことなどを挙げている。
【代 源太朗】
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