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(一社)日本自動車連盟(JAF、本社:東京都港区、矢代隆義会長)と警察庁は合同で、全国の「チャイルドシートの使用状況」と「チャイルドシートの取付け状況、着座状況」の調査結果を発表した。調査期間は4月20日から4月30日までの11日間で、6歳未満が乗車する自動車を対象に全国99カ所で行ったもの。
チャイルドシートの使用義務がある6歳未満の子どもの使用率は64.1%で、そのうち1歳未満が87.1%、1~4歳が65.8%、5歳が40.9%と、年齢が上がるにつれチャイルドシートの使用率が低下しており、昨年行った調査と同じ傾向が見られた。
また、チャイルドシートを着用していた場合でも、全体の59.3%で正しい取り付けが行われていなかった。取り付けミスの事例としては「腰ベルトの締め付け不足」が最も多く、乳児用シートでは67.8%、幼児用シートでは75.3%にも上った。チャイルドシートの着座状況調査結果でも、51.9%で正しい着座が行われていないという結果が出ている。
検察庁が公表している「チャイルドシート関連統計」によれば、2016(平成28)年中のチャイルドシート未使用時の死亡率は使用時の約11倍にもおよぶ。6歳未満の子どものチャイルドシートの着用は道路交通法によって定められていることだ。JAFは、引き続きチャイルドシートの使用に関する啓発活動を行っていくとしている。
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