2022年01月20日( 木 )
by データ・マックス

アビスパ福岡、3得点で首位追走 群馬1-3福岡

 アビスパ福岡は16日、ザスパクサツ群馬のホームグラウンド、正田醤油スタジアム群馬でJ2リーグ第23節のアウェー戦を戦った。
 スコアは前半11分に早くも動く。MF山瀬功治が奪取したボールをMFジウシーニョが拾ってドリブルで前進。ジウシーニョの背後からアウトサイドへ、パスを受ける動きで斜めに抜け出した山瀬が相手DFの注意を引きつけた瞬間にジウシーニョがシュート。左足でカーブをかけたボールは鋭く回転しながら群馬ゴールのサイドネットに突き刺さり、見事な先制点となった。ジウシーニョが放ったシュートが素晴らしかったのはもちろんだが、ボール奪取からおとりになる動きまで、山瀬のベテランらしいプレーが生んだ先制点だった。
 群馬は元韓国代表FWカン・スイルのスピードとパワー、テクニックを活かして反撃を試みる。ゴールが生まれたのはセットプレイからだった。コーナーキックに合わせた群馬MF岡田翔平が、福岡ゴールの天井を突き破るようなシュートを決め、同点に追いつく。福岡としては、また下位チームに取りこぼすのかという嫌な空気を感じた。
 それを振り払ったのが、この日も途中出場で登場したFW石津大介。ペナルティエリア内へのロングスローをFWウェリントンが胸で落とし、さらに胸でボールを受けた石津が落ち着いてゴール。さらにコーナーキックをウェリントンが頭で競り、こぼれたところに詰めたDF岩下敬輔がゴールに流し込んで3-1。文句なしの勝利となった。

 石津はこれで今シーズン5点目。これだけの得点力がある選手をベンチスタートさせ、機を見て投入できる層の厚さはアビスパにとって強力な武器だ。この日は石津以外にFW坂田大輔、FW城後寿も交代で登場。昨シーズン主力として活躍した両選手が後半の切り札として投入されるのは、相手チームとしては脅威だろう。

 この日は首位・湘南ベルマーレも勝利。まずはこのまま並走し、湘南が取りこぼせばすぐに追いつける態勢を保っておくことが重要だ。

【深水 央】

 

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