2024年05月03日( 金 )

「福岡の冬」を代表するイベントへ~11月14日から福岡クリスマスマーケット開催

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(株)サエキジャパン 佐伯 岳大 代表取締役

 6日夜、福岡市中央区のホテルニューオータニ博多「芙蓉の間」において、福岡クリスマスマーケット5周年記念講演会が開かれた。主催は福岡クリスマスマーケット実行委員会。講演会には協賛企業関係者を中心に1,300人が集まり、5回目を迎える同企画への関心の高さをうかがわせた。

 開会のあいさつに立ったのは、福岡クリスマスマーケットを主催する佐伯岳大氏((株)サエキジャパン代表取締役)。佐伯氏は「5年間続けることで、やっとスタートラインに立てる」と述べ、今回の開催にかける思いとともに、11月14日(火)から始まる5回目のクリスマスマーケットの概要を発表した。
今年は、博多地区と天神地区を「サンタタクシー」で結んで町を「回遊」してもらうというアイデアをとりいれた。両地区の町おこしの一環に位置付けるためで、くわえて幅広い客層を呼び込むねらいだ。昨年の来場者数は395万人、今年は450万人を見込む。ホテルの宿泊パックや地ビールも企画するなど、佐伯氏は「福岡の楽しい冬を演出したい」と、決意を語る。

 講演会にはJR九州の唐池恒二会長が登壇した。「夢見る力」などのテーマに沿って巧みな話術で聴衆を引き付ける唐池氏。関西出身らしい「ボケ」を時折交えると、客席から大きな笑い声があがった。
 講演では、同社の最高級寝台車であるクルーズトレイン「ななつ星」が誕生するまでの道のりを紹介。超一流のデザイナーや職人、そして同社職員が本気になって「世界一」を目指すことで生まれた「気」こそが、乗客や沿線住民の感動を生んだと分析する。さらに、「気」を高めることがビジネスなどで良い結果を生むための極意、としたうえで具体的な実践方法を紹介した。

唐池 恒二 JR九州会長

今年のクリスマスマーケットは、ゆるキャラで盛り上げる

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