新築マンションの価格が上昇している。12月に入居開始となったエイルマンション千早駅前ロゼア(161戸)は、販売単価150万円/坪と計画当初の2015年には「高すぎて売れない」(業界関係者)と言われていた。
しかし、結果的に同マンションは「割安」の評価を得て早期完売をはたした。約2年間の間に千早エリアでは200万円/坪が平均といわれるほど周辺の販売単価が高騰したのだ。ここ数年、仕込み時には「高い」といわれたマンションも、販売開始時には「割安」になるケースが散見されている。しかし反面では、好立地ながら完成在庫を抱える物件もあり、今年は活況続く不動産市況の転換期となるか注目される。
【永上 隼人】
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