コーナン商事、大分のホームセンターと資本提携

　コーナン商事（株）（本社：大阪府堺市、疋田直太郎社長）は4月27日、ホームセンター事業の（株）ホームインプルーブメントひろせ（本社：大分市古国府、中澤孝志社長、以下HIひろせ）と、資本業務提携契約書を締結したと発表した。

　同社を割当先とする第三者割当増資により、HIひろせの株式77万5,000株を取得する。資本提携の理由として、同社が十分に店舗展開できていない九州地域において、HIひろせは、食品スーパーとホームセンターを併設した業態「スーパーコンボ」を主軸に30店舗を展開。両社の経営資源・経営のノウハウを持ち寄ることで、両社の営業基盤の強化が実現でき、両社の企業価値の向上に資すると考え、提携に至ったとしている。HIひろせは1978年8月に設立。直近の業績は売上高363億1,000万円、営業利益10億5,600万円、経常利益12億6,800万円、当期利益は5億7,600万円。

　提携後は、プライベート・ブランド商品の供給、商品の共同開発および共同調達、ECビジネスの共同展開、資材などの共同調達、出店関係情報の共有、両社の企業価値向上に関する案件の協議・実行に取り組むとしている。資本提携の実施日は5月17日。