石油情報センターが23日に発表した石油製品小売市況調査によると21日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は149.1円だった。
九州沖縄地区の店頭小売価格は全国8地区のなかで最も高い153.1円。先週14日と比較し2.2円上昇した。都道府県別でみると九州沖縄地区では長崎県が156.6円で全国最高値、同地区で最も安かったのは福岡県と宮崎県の149.7円だが、それでも全国平均より高い。その他、佐賀県153.0円、熊本県150.1円、大分県154.7円、鹿児島県154.8円、沖縄県154.7円だった。
ガソリン価格は、中東情勢への懸念によって原油価格が上昇しているほか、円安基調による調達コストの増加が背景にあるとみられる。また、九州沖縄地区には離島が多いこともコスト増の要因となっている。
【矢野 寛之】
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