福岡市は5月25日、酒気帯び運転の疑いで逮捕された部長級の職員を懲戒免職処分とした。
懲戒処分となったのは、福岡市の部長級職員で、(公財)九州大学学術研究都市推進機構の事務局次長を務めていた上瀧今佐美(けさみ)職員(58)。
処分の理由は、2018年5月2日午前10時40分頃、前夜に飲酒し、アルコールが残った状態で自家用車を運転して筑紫野市内の美容室へ向かい、駐車場で2台の車に接触する物損事故を起こしたもの。現場に警察官が到着した際の呼吸検査において、呼気1Lあたり0.35mgのアルコールが検出され、現行犯逮捕されていた。
福岡市では、2006年に市の職員が起こした飲酒運転の事故で幼い子ども3人が犠牲になって以降、飲酒運転による職員の懲戒免職人数は、今回で11人目となる。福岡市によると、各所属部内において、残り酒に対するアルコール分解時間などの飲酒運転に関する研修を行っていくとしている。
【内山 義之】
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