博多区の市道が陥没~2016年の大規模陥没現場から数百メートル
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29日正午ごろ、福岡市博多区の「TVQ九州放送」社屋そばの道路が陥没し、一時周囲が騒然とした。陥没したのは片側2車線の市道のセンターライン付近で、福岡市と博多署などが一時通行止めを行って対応にあたっていたが、現在は内側の2車線を除いて通行可能になっている。
陥没が起きたのは、2016年にJR博多駅そばで起きた大規模陥没現場から数百メートル離れた場所で、地下鉄七隈線延伸建設工事の中間駅(仮称)からは100メートルほどしか離れていない。
最初に陥没の兆候を発見した舗装工事業者の男性作業員によると、午前11時50分ごろ道路上に直径10cmほどの穴が空いているのを見つけ、通りかかったパトカーに通報。その後すぐに崩落が始まり、10分ほどで穴の直径は約40センチまで広がったという。福岡市によると穴の深さは1.5~2メートルほどで、道路陥没による事故やけが人などは出ていない。崩落が始まったころに穴の中を見た男性のひとりは「(穴が)横に広がっているように感じた」と話している。
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