2024年04月27日( 土 )

クボタ、消耗部品の検査結果を改ざん

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 (株)クボタ(本社:大阪市浪速区、木股昌俊社長)は12日、鉄鋼メーカーに出荷した金属の塊を鋼板や形鋼などに加工する生産設備の消耗部品「圧延(あつえん)用ロール」の一部に、実際の検査結果と異なる数値を記載するなどの不正行為があったと発表した。

 不正があったのは2013年10月から2018年7月までに国内外の計85社に出荷した3,512本で、総出荷量21,035本中、16.7%にあたる。同社は現時点では不正行為があった製品を使った鋼材の品質などへの影響は確認されていないとしている。

 不正は7月25日に同社社員からの報告により、社内調査を行った結果、判明した。

関連記事