九州産交ツーリズム(熊本市)は12日、同社が運営する「阿蘇山ロープウェー」の駅舎である阿蘇山西駅と火口西駅、ロープを支える支柱を来春までに解体、撤去すると発表した。
同社によると、2016年に発生した熊本地震や、地震半年後に起こった阿蘇山の大規模噴火の影響で、駅舎、ロープの支柱、ゴンドラなどが損傷。これにより、ロープウエーの運航ができない状態が続いており、現状での運航再開は困難と判断し、解体、撤去を決定したという。
現在、工事用仮設道路の建設準備中で、支柱と火口西駅については年内中に撤去予定。阿蘇山西駅の解体工事については、事務所や土産店、レストランが入居している関係で、年明けに行う予定。
ロープウエー施設の再建、運航再開は未定。現在、阿蘇山西駅と火口西駅の間の運航は、ロープウエー代行バスである「阿蘇山ループシャトル」によって行われており、当面は、この代行バスによる運航が継続される見通し。
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