2024年04月20日( 土 )

KYBデータ改ざん Jリートで「該当物件あり」相次ぐ

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 油圧機器メーカーのKYBと子会社のカヤバシステムマシナリーの免震・制振装置でデータ改ざんが発覚して以降、不動産を運用する上場リートが続々と保有資産について、使用の有無を公表している。

 19日のヒューリックリートを皮切りに、22日は大和ハウスリート、23日には日本プロロジスリート、日本プライムリアルティ、さらに日本ビルファンド、アクティビア・プロパティーズ、24日にはGLPが、それぞれ「1物件」で不適合品を使用していたことを公表した。なお、25日には森ヒルズリートもKYB製品を使用していることを公表したが、「不適合品に該当するか継続確認中」としている。

 順次、官庁と病院についてはKYBから建物名が公表される予定となっており、19日には所有者の了解を得た70件の庁舎が公表されていた。

【永上 隼人】

 

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