TATERUが福岡市に協定解除申し入れ~出来町公園の休養施設設置などで
2018年10月31日 16:10

TATERUと福岡市は、出来町公園の休養施設設置や管理運営に関する協定を30日に解除した。9月には観光拠点施設の着工が予定されていた。
8月末に発覚した顧客の預金口座残高改ざん問題で、福岡市は「事業を継続することができるのか」「改ざんの事実はあったのか」などの報告をTATERUに求めていたところ、10月30日にTATERUから協定解除の申し入れがあり、同日解除となった。
すでに、TATERUが管理運営していた観光バス乗降場については、福岡市が引き継ぐ。福岡市はできるだけ早い時期に再公募したいというが、今後の方針は未定となっている。
福岡市の都心部に位置する出来町公園では、「博多旧市街プロジェクト」における御供所地区の観光拠点として「出来町公園休養施設等設置・管理運営事業」を計画しており、事業者としてTATERUが選任され、今年4月に福岡市と基本協定を締結していた。
■出来町公園
所在地:福岡市博多区博多駅前1-10
面積 :6,673m2
【永上 隼人】
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