キリンとヤフー、乳酸菌の共同研究で労働パフォーマンス改善効果を確認
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キリン(株)(本社:東京都中野区、磯崎功典社長)とヤフー(株)(本社:東京都千代田区、川邊健太郎社長)は15日、キリングループが研究を進める「Lactococcus lactis strain Plasma:(プラズマ乳酸菌)」について共同研究を行い、労働パフォーマンスの指標が向上することを確認したと発表した。
試験方法は2017年11月下旬から18年2月下旬の間、ヤフー本社に勤務する20歳から65歳までの226名の従業員を、ランダムにプラズマ乳酸菌を4週間摂取(以下プラズマ乳酸菌摂取期間)した後に、4週間摂取しない期間(非摂取期間)を設定したグループと、非摂取期間を経た後にプラズマ乳酸菌摂取期間を設ける2グループに分け、「体調(体調記録日誌)」「気分(POMS:気分プロフィール検査)」「労働生産性(WHO-HPQ:WHO健康と労働パフォーマンスに関する質問紙)」を用い、評価した。
結果、プラズマ乳酸菌摂取期間では非摂取期間に比べ、全体的な体調、せき・のどの痛み、鼻水・鼻づまり、倦怠感が改善したほか、気分の活気が向上、労働生産性の絶対的プレゼンティーズムが約5%向上。プラズマ乳酸菌を摂取することにより、体調が良好に維持され、活気が高くなり、労働パフォーマンスの指標が向上することが確認された。
今回の研究成果は、10月26日に(一社)日本公衆衛生学会で発表されている。
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