2024年03月19日( 火 )

飲酒運転による交通死亡事故発生~忘年会の帰りに原付を運転

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 (公財)ふくおか環境財団は16日、同財団の男性臨時職員(21)が、同財団の忘年会の帰りに原動機付自転車(以下、原付)を運転し、交通自損事故を起こして死亡したと発表した。同臨時職員は市内のゴミ収集業務に就いていた。

 同臨時職員は事故前日の15日、総勢33人が参加した忘年会後、同僚ら7名と2次会に参加。2次会終了後、帰宅するためにJR博多駅で千早駅までの切符を購入したところまでを同僚に確認されている。その後、16日午前0時44分、福岡市東区舞松原3丁目付近の路上で倒れているのを発見され、病院に搬送されたが、約2時間後、死亡が確認された。

 福岡県警によると現場の電柱に原付が衝突した痕跡があったという。なお、この事故による同臨時職員以外の怪我人・死亡者などは確認されていないとのこと。

 同財団の川崎日出雄理事長は、「福岡市が官民あげて飲酒運転撲滅に向けての取り組みを進めているなかで、飲酒運転による死亡事故を起こしたとみられることは大変遺憾」とし、「福岡市民の皆さまに対して、心からお詫び申し上げます」と謝罪、全職員を挙げて不祥事の再発防止に取り組むとコメントしている。

 同財団は今回の事故を受け、その他の忘年会や、新年会の自粛や、全職員・臨時職員に対し、飲酒運転予防の研修を行うとしている。

【麓 由哉】

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