2024年04月27日( 土 )

三陽商会 18年12月期は最終赤字へ下方修正

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 三陽商会(東証一部)は、希望退職者募集にともなう特別損失の発生で、2018年12月期の業績予想を下方修正することを発表した。

 11月26日まで希望退職者の募集が行われ、応募があったのは247人。退職者は会社都合として扱われるほか、所定の退職金に加え特別退職金が支給される。さらに、希望者には再就職支援会社を通じた再就職支援も行うという。特別退職金など22億円を18年12月期に特別損失として計上する。希望退職者の退職日は12月31日。

 特別損失の計上や冬物衣料の販売が想定を下回ったことなどにより、売上高594億円、経常損失20億円、当期赤字6億円へ2018年12月期決算を下方修正した。当初見込みは、売上高605億円、経常損失15億円、当期利益21億円だった。

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