スーパー大栄、長期減収に歯止め 3月からユアーズ14店継承
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スーパー大栄は3月1日付けでユアーズの福岡・山口県北西部店舗14店を譲り受け、長期減収に歯止めをかける。
ユアーズの前期売上高411億円を全店舗数40店で割った1店平均年商を10億2,700万円とすると、単純計算ではスーパー大栄の売上高を約140億円押し上げる。ただ、福岡・山口県のユアーズ店は老朽店が多く、実際は100億円程度と推定される。
スーパー大栄は店舗閉鎖で減収が長期間続いていたが、来期は増収に転じる。前期の営業収益は169億5,000万円(前年度比5.3%減)だった。
ユアーズはイズミの子会社スーパー4社のうち、唯一完全子会社でなく株式の40.5%はユアーズ創業家が保有する。このため、重要な経営方針を決めるには創業家出身の根石紀雄社長と相談する必要があった。仕入れと物流はすでに統合済みで、今回イズミの子会社スーパーは地域別4社体制に名実ともに再編される。
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