2024年04月19日( 金 )

【福岡市議選2019】新開裕司氏が事務所開き

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 統一地方選第1ラウンドとなる福岡市議会議員選挙(3月29日告示、4月7日投開票)に立候補を予定している元衆議院議員の新開裕司氏(50)が16日、事務所開きを行った。雨上がりの春の好天のなか、博多区須崎町に構えられた新事務所には新開氏の支援者を始め、大勢の人が駆けつけた。

 事務所開きにあたっては、まず厳粛に神事が執り行われた後、後援会会長の神屋直邦氏と奈良屋自治協議会会長の松汐浩氏の2人が応援の挨拶を行った。

 その後、登壇した新開氏は、まず2014年の衆院選での落選への反省の弁を述べた後、「国の施策が地方行政に落とし込まれた際に、きちんとかたちになるスキームになっているのか、現場でしっかりと確認していきたい」と、市議選挑戦への意義を強調。また、福岡市の成長を牽引する両輪の1つが再開発やIT環境などの物的な要素であるならば、もう1つは“ヒューマニズム”――人のつながりであるとし、「福岡市がさらに成長していくためにも、博多の魅力である文化や歴史、芸術などで人の心を豊かにする“教育環境の整備”こそが、次の時代では必ず必要になると思っています」と、これからの福岡・博多が目指すべき方向性についての自身の考えを説いた。

 そして、「不可能だと思うようなことを、可能なものへと成し遂げようとすることが政治の仕事」と自身の政治信条を紹介するとともに、「地域の方の声をかたちにしていくことは生易しいことではありませんが、皆さんの思いを少しずつでもかたちにしていくため、市議会議員として皆さんのお役に立てるよう頑張っていきたいと思います」と、市議選への意気込みを力強く語った。

 今回の市議選においては、博多区では定数9に対して、現職6・新人5の計11人が立候補を予定している。

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