福岡県大木町の「(社福)白百合福祉会」(江崎君子理事長)が利用実態を偽装し、1億円以上の給付金を不正に受給していたことがわかった。
福岡県によると、同法人が運営する大木町の白百合作業所において、2014年1月から2018年12月の約5年間にわたって、障がい者の生活介護を行う通所施設で、実態がないにもかかわらず利用者数などの実績を偽装し、給付金約8,500万円を不正に受給していた。事業所の指定を請ける際には、虚偽の申請書を作成。適正な人員配置がなされていなかった。
同法人は久留米市の「グループホーム宝瑞」を運営しており、同所でも同様の偽装が行われ、約5,000万円の給付金を不正に受給していた。今後、事業者が中心となって利用者の移行先を見つけるという。
福岡県と久留米市は、この2事業所の指定を取り消す。
【東城 洋平】
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