高2男子の自殺原因を「いじめ」と認定~県立久留米筑水高野球部「集団で服を脱がす」など
2019年3月27日 12:09
久留米市の県立久留米筑水高で昨年6月、当時16歳(2年生)の男子生徒がいじめを苦に自殺していたことがわかった。男子生徒は野球部に所属しており、自宅で首をつって亡くなっていた。
男子生徒は、野球部員から日常的にいじめや嫌がらせ行為を受けていたという。NHKや共同通信などは27日、県教委が昨年7月に設置した第三者委員会が自殺をいじめが原因だったとする報告書をまとめたと伝えている。無理やり服を脱がされる、スマートフォンを隠される、LINEの野球部内グループからはずされるなどの行為をいじめと認定したとみられる。県教委は、今日午後3時ごろに第三者委員会から報告書を受け取ることを明らかにしている。
学校側はデータ・マックスの取材に対し、「いじめがあったかどうかは第三者委員会が判断する。事実関係は報告しているので、第三者委員会の判断を待ちたい」としている。
筑水高校野球部は昨年夏の全国高校野球選手権大会・南福岡大会の出場を辞退しており、その理由について「主力選手が死亡したことによる部員の動揺が大きいため」としていた。
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