2024年03月29日( 金 )

21日の大雨によるロードサービス救援要請235件~JAF九州本部

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 日本自動車連盟(JAF)九州本部は、大雨の影響による21日のロードサービス要請件数を発表した。

 車両が冠水・水没したことによる救援要請は福岡県久留米地区を中心に九州で235件(福岡県199件、佐賀県36件)だった。これを受けて、JAF九州本部は大雨・集中豪雨時に車の浸水トラブルを防ぐポイントをまとめた。

(1)大雨・集中豪雨の際は、なるべく運転を控える:視界や見通しが悪く危険なので、運転する場合は決して無理をしない

(2)周囲より低い位置にある道路は避ける:地下道やアンダーパス(鉄道などの下を通過する道路)は低い位置にあり、水がたまりやすいため、短時間で水位が上昇するおそれがある

(3)冠水している道路は避ける:比較的水深が浅く(5~10cm程度)ても、水面下の様子はわかりにくく、落輪などの危険性が高まる。

(4)車の保管場所は安全か:周囲より低い駐車場には水がたまりやすいので、安全を確保したうえで状況を確認する。

(5)万が一、乗車中に浸水したら:冠水により窓やドアが開かない時やシートベルトが外れない時のため、ガラス割りハンマーやシートベルトカッターを車内に常備する。また、冠水車両は電気系統が漏電して火災が発生する可能性があるので、いきなりエンジンキーを回さない、エンジンボタンを押さないように注意する。

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