2024年11月07日( 木 )

水素自動車から夏祭りの電力 堀内電気

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 再生可能エネルギー事業を手がける堀内電気は8月3日、福岡県大野城市で開催された井ノ口区「夏祭り大会」で、自社が保有する水素自動車ミライから電力を供給した。

 大野城市大城に拠点を構える堀内電気は、自社の特長を生かし電気工事を担ってきた。こうしたなか昨年、民間事業者としては初めてとなる自社敷地内に水素ステーション建設に着手。総合再生可能エネルギー事業者としての道を歩み始めた。

 「枯渇性エネルギー以外の電力供給源となれば」(堀内社長)と考え、水素自動車からの電力供給を提案。これまでレンタル活用していた大容量のディーゼル発電機から切り替えた。

 当日は、飲食などの露店や盆踊りが開かれ、4時間にわたり地域住民が祭りを楽しんだ。堀内代表は「水素自動車から一定時間の電力供給が賄えることが確認できた。非常時には地域のインフラとしての役割をはたしたい」と意欲を燃やす。

 水素ステーションでは製造した水素を貯蔵して活用する。通常は水素自動車の燃料として活用するが、災害などで停電を余儀なくされた場合には水素を電力に変換して地域に提供する構えだ。

<COMPANY INFORMATION>
(株)堀内電気

代 表:堀内 重夫
所在地:福岡市博多区浦田1-5-46
設 立:1997年4月
資本金:4,000万円
TEL:092-513-3377
URL:http://www.horiuchi-e.co.jp

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