2024年04月29日( 月 )

マンションから戸建まで 理想の暮らしを実現する住まいを提供

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(株)福岡地行

アクロスシリーズ1,738戸の販売実績

代表取締役社長 藤木 久臣 氏
代表取締役社長 藤木 久臣 氏

 現代表の藤木久臣氏が24歳の若さで設立した(株)福岡地行。中古不動産の買取・仲介・販売、新築マンションの販売代理を柱に事業基盤を築き上げ、2001年11月に自社企画マンション第1号となる「アクロス天神ファーストステージ」の販売を開始。以降、「アクロス」シリーズを矢継ぎ早に展開していき、19年8月現在、福岡都市圏を中心に全34棟1,738戸の販売実績を誇る。

 福岡における有力デベロッパーとしての地位を確立した同社は、戸建の提供にも進出。JR/西鉄「千早駅」近くの福岡市東区松崎エリアで、37区画の分譲住宅を計画している。

 「建設工事費は上昇を続けており、単身者や新婚世帯向けのコンパクトマンションでも、販売価格に影響が出始めています。市場が新たな局面を迎えるまでは、マンション以外の住まいの選択肢を用意しておくことが必要です。弊社ではリーズナブルな価格帯と快適な住み心地を合わせ持つ木造住宅を、独自ブランドで提供していきます」(藤木代表)。

デベロッパーが提案する戸建

ACROSS-TOWN-CHIHAYA
ACROSS-TOWN-CHIHAYA

 「マンションの建築に際しては、建築資材から住宅設備、植栽まで、大量に仕入れを行う必要があります。その強みを生かした部材の一括購入ルートを確保することで、仕入れコストをできる限り抑えました」(藤木代表)。

 費用の最適化は、エンドユーザーへの販売価格に反映される。既存の工務店やハウスメーカーとの差が、ここで1つ生まれる。

 無論、同社の強みはお手頃な価格帯だけにとどまらない。独自ブランドによる価値の創造にも取り組んでいる。ブランド名は『自分m2の家』だ。

自分m2の家
自分m2の家

 「戸建事業を軌道に乗せることが第一です。将来的には弊社の看板事業にしたいと考えています。この間、マンションも引き続き年間1~2棟ペースで自社物件の開発を行っていきます」(藤木代表)。

 市況を読みながら、戸建とマンションの事業比率を調整することで、安定成長を目指していく。それは結果として、顧客への良質な住環境、そしてアフターフォローまでを含む充実のサービス提供につながる。福岡地行の新たな挑戦に、期待したい。

<COMPANY INFORMATION>
(株)福岡地行

代 表:藤木 久臣
所在地:福岡市中央区渡辺通4-1-36 BiVi福岡4F
設 立:1993年7月
資本金:6,500万円

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