「世界遺産」首里城で火災~午後1時半にようやく鎮火
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10月31日午前2時41分頃、沖縄県那覇市にある「世界遺産」首里城跡に復元された首里城で発生した火災。未明から燃え続けていた火災は、発生からおよそ11時間近くが経過した午後1時30分、ようやく鎮火が発表された。
上の動画は市民から寄せられた火災発生直後の様子である。未明に発生した火事は明け方になっても勢いが衰えることなく燃え続けていた。動画を提供した市民からは、「長年首里城近くに住んでおり、家族含めて皆落胆している」とのコメントが寄せられた。
那覇市消防局職員によると、今回の火災により、正殿、北殿、南殿が全焼。燃えさかる炎は奉神門、書院・鎖之間、黄金御殿、二階御殿にも延焼し、合計7棟、延焼面積は延べ4,836.33m2にもおよんだ。建物内部の展示物や文化財などの被害状況は不明である。
現在、警察や国の機関なども交え、関係各所による調整が行われているが、火災原因の詳しい調査は明日以降に行われる予定。
【長谷川 大輔】
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