道路を走行する車両に対して、別の車両が極端に車間距離を詰めたり執拗にパッシングなどを行う、いわゆる「あおり運転」に対して、警察庁が“免許の取り消し”を適用する方針であるという一部報道があった。
警察庁はデータ・マックスの取材に対し、「現状、まだはっきりとお答えできる状況にない」として明言を避けたが、あおり運転に対して罰則強化を求める声は上がっており、道交法において新たな罰則を設けるなどの対応は不可欠といえる。
あおり運転をめぐっては、常磐自動車道における「あおり運転殴打事件」や、東名高速道路における「あおりエアガン事件」などを契機に、厳罰化の要請が高まっている。
警察庁ではこれまでも、2018年1月に「車間距離不保持」「進路変更禁止違反」「急ブレーキ禁止違反」などの道交法違反についての取り締まり強化を全国の警察に指示するなど、あおり運転を未然に防ぐ措置を講じてきた。
【代 源太朗】
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