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    日銀の黒田東彦総裁が昨日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「今後の動向を注視しつつ、潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努めていく」との談話を発表したことから、2月20日から連続して値下がりしていた2日の日経平均株価は、6営業振りに前日比+201円12銭の2万1,344円08銭(0.95%)だった。
【表1】の日経平均株価の推移表を見ていただきたい。
~この表から見えるもの~
今日3日の日経平均株価の始値は前日比+307.91円の2万1,651円99銭(1.44%増)と順調な滑り出しとなった。
・最高値は9時05分、前日比+375.70円の2万1,719円78銭(1.76%増)と大幅に上昇。
しかし、その後は値を下げ、前場は前日比+11.12円の2万1,355円20銭(0.05%増)と、微増で取引を終えていた。
後場に入ると、日経平均株価は前日比▲261円35銭の2万1,082円73銭(▲1.22%)と、前日の値上がりを大幅に超えるマイナスで取引を終え、終値が最安値となった。
【表2】を見ていただきたい。九州地銀7行(含むFG・FH)の株価推移表である。
~この表から見えるもの~
日経平均株価が大幅に下げるなか、前日比プラスとなったのは西日本FHと大分銀行の2行。西日本FHは前日比10円の636円(前日比1.60%増)。大分銀行は前日比48円の2,175円(前日比2.26%増)。ふくおかFGなど5行は値を下げて取引を終えている。なお、最安値の更新はなかった。
<まとめ>
黒田日銀総裁は日本経済に猛威を振るう新型コロナウイルスに敢然と「待った」をかけたものの、日銀の金融政策も一夜で、『コロナショック』に感染したようだ。
【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】
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