2024年04月24日( 水 )

デヴネット、美容業界の海外技能実習生の許可申請~ハノイ工科短期大学と協定済み

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DEVNET INTERNATIONAL 世界総裁・明川文保氏

 2019年12月に創業者サビオ氏、前任者ロドリゲス氏から“実践力”を見込まれて、日本人初のDEVNET INTERNATIONAL(以下、デヴネット)世界総裁に就任した明川文保氏は3月26日、国際文化会館(東京都港区六本木)で開催されたデヴネット活動発表会で美容業界の海外技能実習生ライセンスを国に申請、取得する見込みを発表し早くもその頭角を現した。

 国際連合主要機関の1つである国連経済社会理事会(ECOSOC)がカテゴリー1に認定するデヴネット世界本部は、発展途上国間および先進国と発展途上国間の交流を目的とし、世界規模の技術、経済および貿易のグローバルな情報ネットワーク構築を目指している。

国際相互理解の増進を図ることを目的に設立された
国際文化会館

 またデヴネットは20年2月にベトナム商工会議所と連携を図り、ハノイ工科短期大学と協定済み。同大学美容整形学科と受け入れを実現する。今後、美容業界における海外技能実習生の取り入れ、美容業界における世界と日本のパイプをより強固にする考えだ。

 この取り組みは明川氏が代表理事を務める東久邇宮国際文化褒賞の受賞者である(株)Charis代表取締役・坂本敏也氏とともに、「世界規模の店舗展開」を行っていくことを見越している。坂本氏は26歳からイギリス・ロンドン、フランス・パリ、イタリア・ミラノ、アメリカ・マンハッタンなど美容の神髄を経験し、美容師の始祖と謳われるヴィダル・サスーンを越えることを目標に、さまざまな指導や資格取得に向けたサポート体制、さらに福利厚生の充実を図るなど、業界全体としての美容師の待遇改善に積極的に取り組んでいる。

(株)Charis 代表取締役・坂本敏也氏(写真中央)と
(株)Mugen 代表取締役・玉置祥子氏(写真右)

 坂本氏は「世界に比べ、日本においても美容師は社会的地位が低く捉えられがち。日本の技術は高く、美容業界はもっと評価されるべきで、世界に日本の美容業界を広げていきたい」としている。明川氏は「美容業界といっても美容師だけではない。美容整形、サプリメント、ファッションなどさまざま。坂本氏や玉置祥子氏をはじめ多くの著名人との協力関係の下、日本の美容業界を世界規模にしていく必要がある」と意気込みを語った。

 玉置氏は第二回東久邇宮国際文化褒賞受賞者。美容業界を中心に国際的な活動を行い、これまでビザンチン皇室から聖ジョージ賞、聖ジョン勲章を受章するなど数々の賞を受賞。米国第43代大統領ジョージ・W・ブッシュ氏の大統領就任式の参加などホワイトハウスに複数訪問、ローマ法王の謁見をはたすなど世界各国にネットワークをもっている。

 今後は明川氏、玉置氏、坂本氏を中心に世界各国に数千の美容店舗を展開する方向で、デヴネットの活動指針であるSDGsのうち、「ジェンダー(女性の地位向上)」「貧困」「経済成長と雇用」などを促進させる狙いだ。

活動内容を発表する明川文保世界総裁

 デヴネットは国連関係を含め世界有識者約14,000名に配信しているニュースサイト「OTHER NEWS」(配信言語は英語、スペイン語、イタリア語)を介し、月3回の活動発信を行うことも発表。明川氏はそれまでの経歴から、さまざまな業界の人的ネットワークを擁している。そして、今回デヴネットの世界総裁となったことで国連を含めた世界レベルに拡大している。同氏は美容業界のみならず、農業、建設、飲食など他業界で中小企業を世界水準に引き上げる施策ですでに動いており、その“実践力”はとどまるところがない。

DEVNET TOKYO( https://devnettokyo.jp/
OTHER NEWS( http://www.other-news.info/

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