2024年04月20日( 土 )

コロナに反抗せずに

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「コロナ様」に従い100歳まで人生を全うする。

 90歳になる会長と、ある集まりでばったり会った。この会長は「いやぁ、今回だけは“おしまい”と覚悟して手術した」と語る。会長は長年、心臓病を患っており、今回で6回目の心臓弁入れ替え手術だった。この半年間、息苦しくて「もう駄目か。いや、これでくたばってたまるか」という「もがき苦しみ」の連続だったそうな。5時間の手術を終え、主治医からは「もう大丈夫!100歳まで生きられるよ」とささやかれたという。

 手術後、10日して退院した。世間はコロナ襲来により戦々恐々とした日常生活を送っている。老人たち(知人もいる)が、コロナ感染から死に至ったケースを耳にし、目撃もした。「コロナ様!どうぞ私を生きながらえせてください」と祈念しているそうだが、長寿の秘訣は執着心と感謝の気持ちという。

オフィス需要半減か!

 東京の上場会社社長にオンライン取材した。(1)上場企業の70%が減収になっている。これは一大事だ。ところが個人預金は3兆円増えているとか、奇妙な話だ。(2)4月の都内のタクシー1台の水揚げ(売上)が60%減となっている。コインパーキングの収入は7~8割ダウンしているという。「いったいどうなる?日本」と憂慮していた。

 そこで核心に入ろう。この社長が、友人が経営する東証一部上場企業の本社を訪問したところ、社員1000人の内、9割の社員がテレワークで出社していなかった。当然、事務所は「伽藍洞(がらんどう)状態」だ。友人である同社社長は「本社の面積を7割減らす」と宣言したそうだ。

 この社長は「東京の今後のオフィス需要は半減する」結論付けた。

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