2022年01月27日( 木 )
by データ・マックス

【1/8まで】レイメイ藤井が祖業の紙にこだわった『創作貼箱展』を開催

 紙・文具などの販売を行う(株)レイメイ藤井は今年創業130周年を迎えたのを記念し、自社ビル2Fの展示ギャラリー「ペーパーイン」にて『ナカイアヤ 創作貼箱展』を開催している。目玉となる展示は、創業時の引札(ビラ)を題材とした朝比奈三郎(鎌倉期の武将、人形作家の中村信喬氏作)の博多人形およびそれを収納するための中井亜矢氏製作の貼箱。中井氏は福岡県在住のクリエーターで、同ギャラリーへの出展は今回で4回目となる。

明治の引札
明治の引札
朝比奈三郎の博多人形
朝比奈三郎の博多人形

 この展示会では、中井氏制作の多数の『貼箱』が展示されている。貼箱とは、板紙製の紙器や木箱の表面にデザインされた紙を貼って、美麗に加工した化粧箱のことである。今回の展示では、本来は交わらないであろう“和”と“洋”が調和した作品や、1つの箱にデザインも手触りも違う紙が何重にも重ねられているような、他では見られない独創的な作品が何点も展示されていた。

 担当者は、「中井さんの作品は、何枚も紙を重ねる技法で、その色合いや選び方にそのセンスが光っています。1年ぶりの開催とあり新作もあるため、ぜひ来場していただきたい。」と話す。

 今回の展示では、貼箱を実際に手に取って、その上質感を感じることもできる。このギャラリーでは、さまざまな作家の個展を定期的に開催している。アートに興味がある方はぜひ足を運んでみてほしい。

中村信喬氏作の博多人形、中井亜矢氏作の貼り
中村信喬氏作の博多人形、中井亜矢氏作の貼り
内観
内観

【茅野 雅弘】

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