賃貸管理・斡旋業務がクラウド完結の時代へ〜入居申込クラウド「SKIPS」利用斡旋社数1,000社突破

　（株）システムソフト（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：吉尾春樹、東証一部：7527）は1日、グループ会社の中核を担う（株）DigiIT（本社：東京都千代田区、以下DigiIT）が提供する入居申込クラウド（SaaS）「SKIPS」の利用斡旋会社数が2021年1月に1,000社を突破したことを発表した。DigiITは18年10月に設立、同サービスの他にAI、RPA、不動産Techなどテクノロジーを提供している。

　「SKIPS」は空室確認から内見予約、鍵の手配、入居申込、保証会社などへの審査依頼、契約までの賃貸管理・斡旋業務ができるクラウドサービス（SaaS）。特長として、賃貸物件向けスマートキー「Selkey」とも連携しており、「SKIPS」上で内見用ワンタイムパスの発行も自動で行うことができる。

　賃貸管理会社と斡旋会社間の情報共有とやり取りを大幅に効率化することができ、今まで営業時間内に電話やFAX、対面、郵送で行っていた一連の業務をSaaS上で完結することにより、賃貸管理会社と斡旋会社の生産性を向上させている。

　コロナ禍によってテレワーク・リモートワークが推進されていくなか、クラウドによる事務作業のオンライン化は増加傾向にあり、これまで人的作業が基本となっていた不動産業界においても変革が進められているようだ。

【麓　由哉】