【福岡県知事選2021(2)】知事辞任以降を占う、肺腺がんは2番目に難儀
2021年2月10日 11:19
この記事は1年以上前に書かれたものです。現在とは内容が異なる場合がありますのでご注意ください。
福岡県の小川洋知事の肺腺がんについて、大学病院教授に聞いた。
(1)肺がんには、主なものが6種ある。一番悪質なのは小細胞がん。非常に「転移力」が高く「ステージ1」の段階でも、脳や骨に転移しているという。だから、死亡する可能性がかなり高い。この小細胞がんにかかるということは、運が悪いということになる。
(2)次に悪質なのが、今回の肺腺がんである。現段階での見立てによると、ほかの部位に転移している可能性が高いため、手術して単純に解決できるものではないという。まずは抗がん剤や放射線治療で腫瘍部分を叩き、消滅させる治療期間が要るため、治療に時間を要することになるのだ。その状態になって、主力の患部である肺を手術することになる。さらに、その治療期間に肺以外に転移するという懸念も残る。短期間で知事業務に復帰することはとても困難となる。
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