コレウス・フォルスコリーなどによる健康被害、「指定成分」制度の施行後に約200件~厚労省
2021年4月2日 09:54
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厚生労働省の「指定成分等含有食品制度」が施行された昨年6月1日以降に、指定成分を含む食品が原因の健康被害情報が200件ほど国に報告されていることが、同省の公表資料からわかった。
指定成分とは、健康被害を防止するために、とくに注意が必要とされる食品用の成分。主に健康食品に使用されている。現在のところ、指定成分は「プエラリア・ミリフィカ」「コレウス・フォルスコリー」「ブラックコホシュ」「ドオウレン」の4つ。
同制度は事業者に対し、指定成分を含む健康食品などによって健康被害が発生した場合、都道府県へ届け出ることを義務づけている。都道府県は国へ報告する。
報告された約200件の健康被害情報のうち、半数を「コレウス・フォルスコリー」が占める。次いで「ブラックコホシュ」が約70件、「プエラリア・ミリフィカ」が約20件。「ドオウレン」については1件もないという。
厚労省は新開発食品調査部会・新開発食品評価調査会の下に、「指定成分等含有食品の健康被害情報に係るワーキンググループ」を設置。指定成分が関与する健康被害情報について検証している。
【木村 祐作】
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