2024年03月29日( 金 )

22年完成、熊本市40棟目記念プロジェクト「サーパスシティ平成マークテラス」

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(株)穴吹工務店

JR熊本駅から1駅の立地

サーパスシティ平成マークテラス
サーパスシティ平成マークテラス

 4月23日にアミュプラザくまもとが開業し、ますます賑わいを見せるJR熊本駅から1駅・平成駅から徒歩8分の場所で、(株)穴吹工務店が新たな分譲マンションを開発している。

 「サーパスマンション」の熊本市40棟目記念プロジェクトとして開発が進む「サーパスシティ平成マークテラス」(2022年1月完成予定)は、共用エントランスのオートロックに顔認証で解錠ができる「顔認証セキュリティーサービス」を採用。鍵やカードなしでも入館できるほか、宅配ボックス内の荷物の受け取りにも顔認証を用いている。メールサービスと連動させることで、子どもの帰宅情報などを手元のスマートフォンに知らせることも可能だ。また、テーブルセットと仕切り付きの机・椅子を設置した「ライブラリースペース」を共用部に設けているのも特徴。「住民の方々の憩いの場所。コミュニケーションの場として活用していただけたら」と、同マンションのPJマネージャー・伊達一久氏は語る。クルマ社会という土地柄から、総戸数129戸に対して156台分の駐車場を用意。敷地内に電気自動車(EV)の充電設備を設置するほか、住民専用で電動アシスト付きレンタサイクルの無料レンタルなども行う。

地域密着と自社一貫体制

サーパスシティ平成マークテラス お部屋 イメージ 伊達氏は自社(穴吹工務店)の強みとして、「地域密着と自社一貫体制」を挙げる。同社は事業を展開するうえで、10~20年の歳月をかけてサーパスマンションを提供する地域のまちづくりに取り組み、地域のニーズを反映させた住まいの提供を各エリアで行っている。また、グループ全体で市場のリサーチ、土地の取得、設計、施工、販売からアフターサービスに至るまでのシームレスなサービスを提供。伊達氏は、「お客さまに安心、安全、快適なサービスを提供できているのではないでしょうか」と胸を張る。

 熊本エリアの可能性について、伊達氏は「熊本市は九州で3つ目の政令指定都市。九州新幹線沿線で、福岡都市圏も通勤圏内であることから、今後も九州エリアの経済活動の一翼を担うエリアだと考えています。また、開発に適した平地が多く、ポテンシャルが高いエリアだと感じていますので、今後も事業を進めていきたいと思います」と話す。

 共同事業のザ・サンズ千早駅前(福岡市東区、143戸)、ザ・パークハウス鹿児島中央タワー(鹿児島市、210戸)や、サーパス大分駅前セントマークス(大分市、50戸)など、同社は熊本だけでなく、九州エリアで積極的に事業展開を進めている。伊達氏は「いずれの物件も立地が良く大変好評でした。今後も情報収集に力を入れて立地の良い土地を確保し、熊本のみならず、九州全エリアでの展開を加速していきたいですね」と話す。

【新貝 竜也】


物件概要
所 在 地:熊本市中央区十禅寺町字大道下331-3
敷地面積 :5,601.01m2
建築延床面積:10,990.17m2
構造・規模:鉄筋コンクリート造・地上12階建
総 戸 数:129戸

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