2021年12月03日( 金 )
by データ・マックス

【コロナワクチン接種体験記】モデルナ製ワクチンの副反応~注意すべきこと(後)

2回目の摂取、会場を出るまでわずか20分

 引き続き、モデルナ製ワクチンの接種と副反応の体験談を報告する。1回目の接種後、想定よりも国内のワクチン総数が不足し、予約の取り消しが出ていると報道されたが、幸いにも2回目の接種を4週間後に受けることができた。

 2回目も1回目と同じ会場だったため、長時間の行列を覚悟して行ったが、予想に反して人は少なく待ち時間も驚くほど短かった。入場してから受付、問診、接種、経過観察を終えて会場を出るまでに約20分。注射も前回と違い、まったく痛みを感じなかった。

 2回目のほうが痛みや副反応が強いと聞いていたが、前回よりも違和感もなく、その夜まで体調も良かったので、筆者は何も準備せずに就寝した。副反応が出たのは夜明け前だった。

通常の発熱とは明らかに違う

 接種後の翌朝4時ごろ、腕に多少の痛みと肌寒さを感じて目が覚めた。腕の痛みは以前もあったので「またか」程度に考え、寒さはエアコンの効きすぎと思い、エアコンを切った。しかし、再び寝ようとしたがなかなか眠れない。徐々に肌寒さは悪寒に変わり、しまいには歯がガタガタと震え出した。「副反応がきた」と思い、検温すると37.6度。

37.6度

 体感の割には、そこまで体温は高くない。それでも寒気があるため、上着を着て布団にくるまったが体調は優れず、寝付けないまま朝8時になった。この時間の体温は38.2度。ネットで調べると、市販の解熱剤でも効果があるということだが、この時間はまだドラッグストアは閉まっている。このころには全身に関節痛も始まっていた。

 事前に調べて、解熱剤や鎮痛剤を念のために買っておけばよかったと強く後悔した。とくに筆者のような一人暮らしの人間は、頼れる人が近くにいなかったり、万が一のコロナ感染の疑いを考えると他人にお願いしにくいと感じたりするのではないだろうか。

「もしも」の副反応に向けた準備

38.8度 多少の上昇・下降を繰り返しながらも、体温は38.8度まで上昇した。個人的には発熱した際には体を温めて布団に入れば汗をかくのだが、今回はまったくかかなかった。悪寒は発熱から2日目になくなったが、今度は体が熱くて仕方ない。

 体温を下げるために、薄着に着替えてアイシング枕や保冷剤を使用し、購入した解熱剤を服用した。どれも気晴らし程度だったが、睡眠をとれるぐらいにはなった。平熱に近い36.5度まで体温が下がり、体調も戻ったのは発熱から3日目の25日の昼過ぎだった。

 今回の2度のワクチン接種と副反応の体験を踏まえ、以下の点について、これからワクチン接種を予定している読者に伝えたい。

 (1)市販の解熱剤、鎮痛剤を準備すること。
 (2)発熱しても食欲はあったので、2日分は自宅で食事できるように準備すること。
 (3)アイシング枕など身体を冷やすものを準備すること。
 (4)接種後のスケジュールを調整しておくこと。

 (1)~(3)は仮に副反応が出なかったとしても、準備しておいて損はないだろう。ちなみに筆者は、ウーバーイーツなどの宅配サービスを利用した。

 とくに注意すべき点は(4)のスケジュール調整だ。今回は4連休の最中に起きたために仕事への影響はほとんどなかったが、もし週明けの月曜日が接種日だったならば、気が気ではなかっただろう。

 また、1回目の接種のように、会場などの都合で予定以上に接種までの時間を要する場合もあるので、時間に余裕をもって会場に足を運んでほしい。

 ワクチン接種日については、ほとんどの人が多くの選択肢をもっていないと思うが、「もしも」に備えて準備することはできる。多少の発熱でも仕事はできるという人もいるだろう。筆者もそう思っていた。しかし、今回の発熱は副反応であり、いつもとは勝手が違ったというのが率直な感想だ。ワクチンを打つ予定の読者はしっかりと準備し、筆者と同じ轍を踏まないことを願う。

時系列

(了)

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