• このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年04月02日 07:03

ド派手なセレブ生活は続くのか(6)

 天然石アクセサリー販売で急成長を遂げた(株)ストーンマーケット(本社:福岡市中央区、中村泰二郎社長)。いろいろな商業施設で店舗を目にした人も多いだろう。中村社長のド派手なセレブ生活も有名だが、徐々に業績に陰りが見え始めている。話題には事欠かない同社の現状を検証してみよう。

<3年前をピークに下降局面へ>

 tennenseki1ストーンマーケットの中村社長は、一代で短期間のうちにアクセサリー業界でトップクラスに駆け上がった起業家として、また貧しい国での支援活動などの慈善事業家としての顔を持つ一方で、派手なセレブ社長として度々メディアに登場してきた。むしろ今では、こちらのイメージの方が強いかもしれない。

 インターネット上には多くの芸能人や著名人と写った中村社長の写真が溢れている。メディアに取り上げられたものから、個人的なブログまで様々だが、ザッと記すだけでもファッションモデルで実業家の桃華絵里、元プロボクシング世界チャンピオンの鬼塚勝也、プロレスラーの蝶野正洋、元NBAのプロバスケットボール選手で、北朝鮮訪問で話題となったデニス・ロッドマンなどのスポーツ選手、ネオヒルズ族として話題を集めた与沢翼、地元福岡のローカルタレントまで枚挙に暇がない。タレントの国生さゆりは、2013年の福岡アジアコレクション(FACO)に参加したときのことをブログに記しており、中村社長や高島福岡市長との写真を掲載している。

 中村社長の派手な生活ぶりも話題になった。福岡市の高級住宅街に建てられた中央区桜坂の豪邸や、自宅に観賞用として飾ってある2億円近い高級車のエンツォ・フェラーリも有名だ。「フェラーリキング」としてテレビ番組に取り上げられもした。2011年にはお笑い芸人のロンドンブーツ・田村淳を自宅に招いたパーティーの様子がネット上に写真と動画でアップされ、そのバブル全盛期を彷彿とさせるド派手ぶりがネットを賑わせた。

 こうした芸能人や著名人がストーンマーケットの商品について語ったり、紹介しているケースも多く、広告宣伝活動の役割を果たしている側面はあるだろう。同社の商品はアクセサリーとしては比較的安価でもあり、若者の購入動機に有名人が果たす役割は大きい。憧れの芸能人が身につけているから、という理由で同社を知り購入するケースもあるだろう。だが消費者はうつろいやすいもの。流行で終わるか、定番商品として定着するかが分水嶺だ。同時に同業他社との競合も増えることから、ピーク時の勢いを維持し続けるのは困難を極める。同社の業績推移や取材過程での評判を聞く限り、3年前をピークに下降局面に入ったのではないだろうか。

(つづく)
【特別取材班】

 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

     

トップニュース

販路拡大と従業員教育に注力し 次世代にレールを繋ぐNEW!

 ビルやマンション建設の要となる鉄筋コンクリート。そのコンクリートのなかにある鉄筋の部材を繋ぐ、いわゆる「継手」を専門として請け負うのが(株)アクティスだ…

時代の荒波を乗り越えるためホールディングス制導入NEW!

 2020年1月、福岡市中央卸売市場の鮮魚市場で仲買を営む(株)アキラ水産は、新たに(株)アキラホールディングスを設立し、持株会社体制へと舵を切った…

資産税の「フロントランナー」 さらなる高みを目指して

 (税)アイユーコンサルティングは、全国的にも数少ない資産税案件を専門としたコンサルティング型(税)で、全国でもトップクラスの実績を誇っている(2019年度実績:47...

入居者目線とオーナー満足度を高めるアパートづくりで全国展開

 昨今のコロナ禍において、会社経営者やサラリーマンなどから投資対象として一際関心が高まっている、賃貸アパートの経営。家賃収入で資産を増やしていくアパート経営では、いか...

2020年11月27日 16:41

クイーンズヒル田原司氏の人となり

 当サイトで複数回にわたり発信している、名門の「クイーンズヒルゴルフクラブ」の運営会社・(株)ザ・クイーンズヒルゴルフ場をめぐる騒動。元理事6名の発起により「クイーン...

2020年11月27日 16:34

九経連などが「ベトナムスマイルフェア」を実施

 27日、渡辺通り電気ビルにて「ベトナムスマイルフェア~がんばろう!! ベトナム留学生応援企画~」が開催された...

2020年11月27日 16:24

三井不動産、東京ドームにTOB実施か

 三井不動産が東京ドームに対して株式公開買い付け(TOB)を行おうとしていることがわかった。買収総額は1,000億円規模になるとみられている...

2020年11月27日 16:15

1人ひとりが社会を動かすプレーヤーに 市民社会への変容が世界を変える(前)

 「ソーシャル」というキーワードをこれほど耳にした年はなかったのではないだろうか。しかし、今回は一世を風靡した「ソーシャルディスタンス」ではなく、本来の意味での「ソー...

2020年11月27日 15:04

負けを認めないトランプ大統領に見る精神的若さの可能性と限界(3)

 しかも、そんな“アンチ・エイジング社会”アメリカで今、新たな進化が見られるようになった。何かといえば、「リバース・エイジング」という発想法である...

2020年11月27日 14:40

『脊振の自然に魅せられて』すばらしい脊振の紅葉(2)

 山の季刊誌『のぼろ』の記者から、「池田さん、脊振山系で一番紅葉のきれいな所はどこですか」と電話が入った。来年の『のぼろ』の秋号の紅葉特集は、脊振にするという...

pagetop